妊婦の葉酸摂取は流産予防効果がある

■妊婦の葉酸摂取は流産予防効果がある

葉酸は流産予防をサポート
葉酸は、胎児の発育と母体の健康のためにも必要な栄養素ですが、流産を予防する効果があることからも、妊婦さんの葉酸摂取が推奨されています。
流産の原因はさまざまですが、葉酸は流産予防にすぐれたはたらきをしてくれます。せっかく宿った赤ちゃんを元気に産むためにも、葉酸を積極的に摂取していきましょう。

流産の原因
まずは、流産が起こる原因を知っておきましょう。
流産は、胎児の発育に原因があるものと、着床がしっかり定着できなかったことが原因になって起こるものがほとんどです。
胎児の発育に原因がある流産は、先天性の異常・奇形がある場合や、なんらかの理由で胎児が発達できず、体内で死亡してしまう稽留流産があります。
着床が定着できなかった流産は「化学流産」といいます。まだ妊娠初期の受精卵のときに起こり、出血が少量で気づかない人もいるくらいです。

葉酸が先天性異常を防ぐ
流産の原因のひとつとなる胎児の先天性異常は、脳や脊髄の発育不全による無脳症や二分脊椎といった神経管閉鎖障害などがあります。こうした深刻な先天性異常がある胎児は生命力が弱く、出産前に死亡して流れてしまうケースがほとんどなのです。
実はこれらの先天性異常は、葉酸不足で起こるケースもあり、葉酸をしっかり摂取することで防げる場合も多いのです。もちろん、すべての先天性異常に葉酸が有効なわけではありませんが、葉酸を摂取することでリスクを減らすことができます。

葉酸作用で稽留流産を食い止める
胎児が胎内でスクスクと育つには、子宮から栄養満点の新鮮な血液がたっぷり供給されることが不可欠です。葉酸は血量や血流をアップ作用もあるので、充分な血液を胎児に送り届けることができます。それによって胎児の発達をサポートすることができ、稽留流産を食い止める効果が期待できます。

葉酸で着床が持続する環境作りを
葉酸は細胞の合成・修復機能を活発にさせる作用があるので、しっかりした子宮内膜作りに役立ち、受精卵が定着しやすい環境を整えます。受精卵自体が弱いと定着が難しいこともありますが、正常な受精卵であれば強い子宮内膜によって、化学流産を減らすことがでるのです。
とくに化学流産をしやすい女性は、葉酸を充分に摂取してみてください。

葉酸摂取と日常の注意
葉酸を充分に摂取することが流産防止に効果的ですが、流産をまねくような日常の習慣を取り除いていくことも大事です。
特に安定期に入る前の激しい運動や、重いものを持つなどの腹圧がかかる動作、体を冷やすこと、飲酒や喫煙、ストレスなどをできるだけ避けてください。ウォーキングなどの軽い運動をして、血流をよくしておくことも流産防止につながります。疲れておなかの張りを感じたら、無理をせずにゆっくり休んでくださいね。
葉酸を摂取しながら流産予防に努め、順調な妊娠生活を送る工夫をしていきましょう。

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