葉酸摂取で産後うつを予防!

経産婦の1割が産後うつ経験者
「産後うつ」という言葉を聞いたことがありますか?赤ちゃんが生まれた直後の幸せなときにうつ?と疑問に思うかも知れませんが、軽いものも含めると、1割もの女性が出産後にうつ状態になった経験があるのです。産後うつは、決してめずらしいことではないのですね。
産後うつは一時的なものがほとんどですが、適切な対処をしないでいると、そのまま症状を引きずって真性のうつになってしまうケースも。悪化すると、自殺や無理心中をするまで思いつめてしまうこともありますので、予防につとめ、発症したら早めに気づいて対策をたてることが必要です。

産後うつの原因
妊娠していない女性の生理周期は、2週間ごとに黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)が交互に優位になっていますが、妊娠中は子宮収縮をおさえる作用のある黄体ホルモンが優位の期間が続きます。そして出産を終えると、今度は卵胞ホルモンを増やしてもとの体に戻ろうとするのですが、この急激なホルモンバランスの変動に自律神経がついていかれず、心のコントロールがうまくいかなくなるのです。
そんな状態に加えて、慣れない育児に対する不安感やストレス、夜間も続く2~3時間ごとの授乳による睡眠不足が襲いかかります。そして母乳に栄養がとられたり、赤ちゃんの世話による忙しさで食事がしっかり摂れなかったりして、お母さんが栄養不足に陥りがちなのも、産後うつに拍車をかけます。

産後うつにも効く葉酸
胎児の健やかな発育のために、妊娠前から妊娠中に摂取が推奨される葉酸ですが、実は産後うつにも効果を発揮してくれます。
葉酸はホルモンバランスを整え、脳の神経系に関与して精神を安定させ、リラックスさせる作用があるので、妊娠中から引き続き葉酸を摂取していくと、産後うつの予防と改善に重要な役割を果たしてくれるのです。
また、葉酸の造血作用や細胞の活性化効果により、出産で大量に失われた血液の製造と子宮の回復をサポートし、母体の健康作りに役立ちます。産後の肥立ちが悪いと心にも影響をおよぼすので、出産のダメージから早めに回復することが、産後うつを防ぐことになるのです。
そして母乳不足は、お母さんが自分を責めたり、赤ちゃんの安眠を妨げたりする原因になりますが、葉酸は血液の量を増やして血行をよくし、母乳の出をよくしてくれるのです。母乳育児は赤ちゃんも満足し、乳首を吸われる刺激で子宮収縮をうながしますので、母子の心と体の健康に有効となります。

葉酸を充分に摂取しよう
葉酸の妊娠中の推奨摂取量は、1日につき400μg以上ですが、産後と授乳中は340μg以上を摂るようにしましょう。これは、成人の推奨摂取量240μg以上より多めですが、母体の回復や母乳のためにこれくらい必要になります。
最近では、研究によっても葉酸がうつ病の改善にも有効との実証がなされていますので、摂りすぎなければ(1日1000μg以下におさえましょう)葉酸は、副作用のない安全なうつ対策サプリなのです。
大事な赤ちゃんのためにも、葉酸をたっぷり摂って、心身ともに健康なお母さんでいてくださいね。

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