注意が必要な葉酸サプリの飲み合わせ

ビタミンB群の仲間である葉酸は、細胞分裂をうながしたり、体の発育をサポートしたりする効果がある、すぐれた栄養素です。
でも、ほとんどの栄養素がそうであるように、飲み合わせが悪い成分もあるので、注意が必要です。
前もって知っておくことで、危険を回避し、葉酸の効果をむだにしないですむので、葉酸を摂取する前にはぜひチェックしておきましょう。
①アスピリン市販の頭痛薬にも含まれるアスピリンは、葉酸の血中濃度をおさえてしまい、せっかく摂取しても効果がうすれてしまいます。
合わせて飲む必要がある場合には、朝と夜に分けて飲むなど、効果を打ち消さないよう工夫して飲みましょう。

②経口避妊薬ピルを飲むと、腸で吸収される葉酸がおさえられる傾向があります。
ですから、ピルの服用をやめてすぐに妊娠した場合、胎児の脳や脊髄の成長に影響が出る可能性がありますので、妊娠を希望する場合、ピルをやめてある程度期間をおいてから妊娠するようにコントロールすることが必要になります。

③クロラムフェニコールおもに感染症の治療に使われる抗生剤であるクロラムフェニコールは、葉酸還元酵素のはたらきをおさえてしまいます。
クロラムフェニコールを長期間に亘って服用することはまれですが、もしそのようなことがあった場合には、葉酸の造血効果が無効になってしまい、貧血を起こすこともあります。

④トリメトプリム尿路感染症の予防や治療に使用される合成抗菌薬のトリメトプリムは、ジヒドロ葉酸レダクターゼを阻害することによって細菌や真菌、原虫などのDNA合成をブロックするため、栄養素として摂取した葉酸の効きめまで半減させてしまいます。

⑤スルファサラジンリウマチやじんましん、クローン病、潰瘍性大腸炎の治療に使われるスルファサラジンは、炎症をおさえるのに効果を発揮しますが、腸での葉酸の吸収をじゃまする作用があります。
ですが、それほど強力に阻害するわけではないので、時間をずらすか葉酸を多めに摂取すれば問題ないでしょう。
⑥コレスチラミン、コレスチポルこれらの血中のコレステロールをおさえる胆汁酸吸収剤は、葉酸とビタミンの吸収を抑制してしまいますが、病院で処方される際には合わせて葉酸やビタミン剤を出されることが多いので、それほど心配はいりません。
もし単体で処方されるようでしたら、医師に相談してみてください。

⑦がん治療の薬全般抗がん剤であるメトトレキサートは葉酸の吸収をブロックし、抗腫瘍薬であるフルオロウラシル、カペシタビンは、葉酸によって副作用を増強させてしまうことがあります。
いずれにしても、がん治療に使われる薬剤は飲み合わせに気をつけなければいけないものが多く、葉酸に限らず勝手にサプリメントを摂取することは控えましょう。
水溶性ビタミンである葉酸は尿と一緒に体外に排出されやすいため、時間をあけて飲みさえすれば、飲み合わせについてはそれほど心配はいらない栄養素です。
4時間以上あけて飲めば大丈夫でしょう。ただし、病院で薬剤を処方される場合には、必ず医師や薬剤師に相談し、指示に従うようにしてくださいね。

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